2019年5月31日金曜日

いい事は毎日起きないけど、小さな不幸は連続する、恋愛結婚相談 🍀

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瀬戸内寂聴

人間はいつも無いものねだりなのです。そして心はいつも満たされない思いで、ぎしぎし音を立てています。欲望はほどほどに抑えましょう。

同床異夢とは、同じ布団で寝ていても同じ夢は見られないことです。愛の情熱は三年位しか続きません。夫婦は苦楽を共にして愛情を持ち続けるのです。

世間的に申し分のない夫や妻であっても、相手が欲していなければ、それは悪夫、悪妻です。そんな時はさっさと別れて、自分の良さを認めてくれる相手を探すことです。

別れの辛さに馴れることは決してありません。幾度繰り返しても、別れは辛く苦しいものです。それでも、私たちは死ぬまで人を愛さずにはいられません。それが人間なのです。

愛に見返りはないんです。初めからないと思ってかからないと駄目です。本当の愛に打算はありません。困ったときに損得を忘れ、助け合えるのが愛なのです。

人間は生まれる場所や立場は違っても、一様に土にかえるか海に消えます。なんと平等なことでしょう。

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2019年5月21日火曜日

🔯 これからの自分、恋愛や結婚だけでなく、今後の人生を生きる

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ジョルジュ・バタイユ

対象は「禁止」であり、聖なるものであって、この対象を欲望の的たらしめるのは、他ならぬ対象の上にのしかかっている禁止なのだ。聖なる人肉嗜食は、欲望を作り出す禁止の基本的な例であろう。禁止が肉に風味を添えるのではないが、「敬虔な」人肉嗜食者が肉を食うのは、ひとえに禁止の為だ。
 
世の中には、動かしがたい確立された価値を全面的に転覆せしめるということを考えて、むやみに興奮する人たちがいる。そういう人たちにとっては、史上で最も破壊的な人物-サド侯爵-こそ最も人類のために奉仕した人物だった、などと気楽に言うことも可能であるに違いない。

「悪徳は深い真実であり、人間の心である」という命題は、新しいものではない。誰でも聞いたことのあるものである。さればこそ俗間で繰り返し言われているのに、抗議の声一つ聞かれないのである。即ち、「誰の心の中にも一匹の眠れる豚がいる」と。

一般に犠牲の行為とは、生と死とを一致させること、死に生の迸出を与えること。生に死の重みと眩暈と抜け道とを与えることであるそれは死と混り合った生であるが、しかし犠牲においては同時に、死は生のしるしであり、無限への抜け道なのである。

かつての世界では、同じように、個人が理性のためにエロティシズムの充溢を断念するというようなことは無かった。少なくとも一人の同類の人格において、一般的に眺められた人間性が全体の制限を免れることを願っていた。

僅かに残存している君主(その大部分は飼い馴らされ、理性的になってしまった)より他に至上者というものがいなくなってしまったので、私達は今日、「完全人」のイメージを思い描くことも不可能になってしまったのだ

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